______一般歯科/小児歯科/矯正歯科/口腔外科
[ 大阪市 中央区 心斎橋の歯科診療所 ]
医療法人 岩狭歯科診療所
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TEL:06-6252-5487
アンチエイジング・デンタル・クリニック




年齢を感じさせない人は気力に満ち、いきいきと活発に動き、よく話をされ、そして結構おしゃれですね。 何事にも好奇心を持ち、
食欲をもっていただきたいものです。
何時、どこでも臆することなく、構えることなく食事をしてください。
そして、しっかり排泄してください。
しっかり噛みしめて、笑顔がさわやかな口元にしてください。
口元を改善するだけで 20 歳は若返ります。
そして何でも食べられる歯を持てばもうさらに10歳は若返ります。

歯科治療には、若がえり治療の要素はいろいろあります。審美歯科・矯正・咬合機能回復等が主にその事です。が、それ以外に、古くから云われている、歯性病巣感染と云う口腔内の病気・炎症がその場にとどまらず、全身の他の部位や臓器に移転感染し、別の病気を発生させると云われていました。
現在、それらの発生機序が解明されつつあります。その口腔内の病巣から発生した活性酸素・フリーラジカルや毒素が他に別の病因を起す事は充分考えられます。口腔内病巣や急性、慢性の炎症・ストレスをなくし、全身的な健康に結びつけ若々しい体づくりをしましょう。顔面体操により表情筋・口輪筋をきたえ、顔をひきしめ、若がえらせ、唾液の分泌をうながし、唾液内ホルモンによる若がえり消化酵素により消化を助け、口腔内の潤滑性が生まれ、食生活が楽しくなります。

1つの虫歯の腫れを放置すると、全身的な病気に感染転位していく事があります。
虫歯が進行し、歯髄(歯の神経)を腐らせて、根の尖の顎の骨の中に病巣を造ります。
根尖病巣はそれだけにとどまらず、その病巣の出す毒素や活性酸素フリラジカル等により
血流リンパ腺を通じて他の臓器に伝染感染していきます。

虫歯を放置すると根管を通って根の先まで細菌感染します。そして根尖部の骨の組織の破壊が行なわれ、それによって起こるサイトカインやフリーラジカルの発生が起こり、上下の図のように大きく感染が広がる危険性があります。
【根尖病巣からの感染症】
根尖病巣からの感染症
 
 
【歯周病からの感染症】
1つの歯周病から全体的な歯周病や、心臓、胃、腎臓、脳にまで転位感染していく恐れがあります。
口は禍のもと 口に禍のもと
血液サラサラにするためには口の中サラサラに
■デンタルプラーク(歯垢)と血管内プラーク■
平成21年1月21日(水)の産経新聞のメタボリックシンドロームの関連記事として「動脈硬化、超音波で早期発見」という一面記事がありました。
血管内に出来たプラーク(斑)が徐々に肥厚し、動脈硬化を起こし、そのプラークが剥がれたり破裂したりして、その破片が血管内を流れて、血管の枝分かれ部分や細くなった部位に詰まって血流を止めてしまい、それにより血液が送れなくなり、心筋梗塞や脳梗塞という重大な病変をおこしてしまいます。
血管プラークができることについて複雑な要素がありますが、その一部にデンタルプラークが関わっていることが近年明確になってきました。
頚動脈や冠状動脈のプラークの中に、Porphyromonas Gingivalis(デンタルプラークの歯肉縁下プラークに存在する、黒色色素産生嫌気性桿菌)という口腔内細菌が発見され、その細菌が血管内皮細胞の細胞内へ侵入し、又、血小板凝集に関与しプラーク形成に関わっていると言われています。

以上のように、アンテローム斑(血管内プラーク)に感染した微生物が、アンテロームの形成や血管梗塞に関与し、血液凝固や血栓形成の一因となっていることは否定できません。

■動脈硬化症に関して、危険度の高い患者に対する歯周病の管理
1.徹底した歯周病の検査を行う
2.歯周病患者は自分の全身状態や服用している薬について、又、動脈硬化症と関連した心疾患・脳卒中に感染するリスクファクターについて検査した検査歴を知っておくべきである。
3.歯周病を根絶するために、その再発を防ぐために包括的治療を行うべきである。
4.心疾患・脳卒中と歯周病との関連性について、患者に過度に心配させることなく十分に理解できるように知らせるべきである。 そうすることで、患者も動脈硬化症と歯周病の両方にとってのリスクファクターとなる喫煙などの改善に自ら参加することになるであろう。
5.医師、歯科医師、患者の立場で協力し、適切な治療、管理をするべきである。

現時点において、歯科の領域内で「歯周内科(Periodental Medicien)」が生まれつつあります。

■口腔フローラ   
ヒトの口の中の環境は微生物(細菌ウイルス等)にとって、非常に住みやすい所であります。
水分と栄養分があり、温度が比較的安定して、酵素等も供給され、口腔内微生物の発育培養
に必要な条件がそろっています。
ヒトの口腔には約300種類の細菌が生息しているのです。その数は億の単位です。
その様な口腔全体を口腔フローラ(口腔微生物叢Oral flora)と呼びます。
一般的に胎児や出産直後の新生児の口腔は無菌です。その後、母親を中心として周囲の人から直接的・間接的に細菌感染を受けます。
新生児の口腔に最初に定着する細菌は先駆細菌と呼ばれ、唾液フローラの中心的な細菌であります。(Streptococcus salivarius.)
しかし、外界からの細菌が口腔内に全て定着するわけではありません。
先駆細菌が増殖するとその周辺の環境が変化し新たな菌種の定着を許し、次第に口腔内構成菌種が質的、量的に複雑化して、歯の萌出により、歯表面に定着します。
菌種も増加し、ペリクルといわれる薄膜から形成される事から新たな口腔内細菌の定着・増加が生まれ、歯垢(デンタルプラーク)から形成されます。

■デンタルプラーク
プラーク形成は、pH、酵素分圧、栄養、唾液分泌量あるいは咀嚼運動などの影響を強く受けます。食事に伴う咀嚼運動により唾液分泌は亢進し、嚥下によって唾液中の細菌の多くが食事とともに失われてしまいます。
睡眠時間中は細菌数が増加し、朝には最大となります。
デンタルプラーク(Dental plague)は歯垢とも呼ばれ、歯面に付着した細菌性構造物の総称であります。「プラークは十分な清掃がなされていない歯および補綴物の表面に形成されるやわらかい非石灰化性の細菌性沈着物である。」と定義されています。

■歯肉縁上プラークと歯肉縁下プラーク
  歯肉縁上プラーク 歯肉縁下プラーク
形成部位 歯肉縁上と非付着部位 歯肉ポケット内の歯面付着部位
構成菌の性質 通性嫌気性>偏性嫌気性 通性嫌気性<偏性嫌気性
グラム染色性 グラム陽性>グラム陰性 グラム陽性<グラム陰性
代表的菌属 Neisseria,Nocardia
Streptococcus,
Corynebacterium,
Actinomyces,Fusobacterium
Porphyromonas,Bacteroides,
Prevotella,Fusobacterium,
Treponema,Actinomyces,
Actinobacillus
病原性 齲蝕原性 歯周病原性 歯周病原性

■参考文献
・日本歯科医師会雑誌 2009・9月号 vol.62
HIV/AIDSと口腔     「最新の知見から口腔のHIV感染を考える」
落合邦康先生、今井健一先生のおわりにの文中の言葉に
『口腔粘膜は全身の免疫を映す鏡である』
・2009年11月号 DENTAL TRIBUNEの第1面に、
歯周病は口腔がんのリスクファクター歯槽骨吸収量1mm増でリスク4倍

米国では、頭頚部扁平上皮がん(HNSCC)で罹患率、死亡率ともに高率のまま推移しており、予防や治療のためのアプローチが求められている。歯周病によりHNSCCの発症率が有意に高くなる事が報告されました。等々の記事がありました。

口腔癌の発生要因としては、一般にタバコの喫煙とアルコールの多飲が挙げられる。
その他の危険因子は、慢性的な機械的悪刺激(歯牙の尖鋭・不良義歯・噛傷等)があるが、これに加えて、口腔内の不衛生による歯周病も大きな発生因子となりうるという事でしょう。

参考文献:日本歯科医師雑誌2009Vol.62. No6 口腔癌と前癌病変 大関 悟

口の中をツルツルのサラサラにしましょう
・産経新聞
【平成21年〔2009年〕1月21日(水)朝刊】メタボリックシンドローム
・ペリオドンタルメディスン 
編著:Rose・Genco・Mealey・Cohen     監訳:宮田 隆     医歯薬出版株式会社
・図説口腔微生物学   
編集:梅本俊夫・小川知彦・落合邦康・上西秀則・花澤重正・前田伸子     学建書院



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